腰痛の改善例/脊椎(腰椎)分離症が3ヶ所みられる腰痛/伊勢市カイロプラクティック心
脊椎(腰椎)分離症が3ヶ所みられる腰痛(野球:スポーツ障害)
~症例報告~
10代 男性
2ヶ月前に腰椎分離症(腰椎5番の両側、腰椎4番の左側)が3ヶ所あると診断され
リハビリを続けながら練習を再開し始めると
座っているだけでも腰が痛くなり、臀部まで違和感が生じるようになった。
病院でのリハビリでは変化が現れないため、来院。
姿勢は
腰部が反り腰となっている。
動作では
僅かな腰部の屈曲(10°程度)回旋でも痛みが悪化する。
また、仰向けで寝るだけでも痛みを感じる状態であった。
股関節の伸展と膝関節の屈曲を行うと両側とも腰に痛みを感じる。
股関節の可動域検査をみても
左側の内旋制限、右側の外旋制限もみられた。
触診では
腰部に強い圧痛はみられなかった。
腰椎のカップリングモーションが正常に動くように誘導すると
痛みの軽減がみられた。
また、仙腸関節、股関節のカップリングモーションでも
やや痛みの軽減がみられる。
脊椎(腰椎)分離症と診断されたとおり、腰椎の椎間関節に機械刺激(骨同士の衝突)が
痛みの原因になっていると推測される。
そのため、カップリングモーション(関節運動)を正常に動く方向に誘導すると
機械刺激が軽減され痛みが軽減されると考えられる。
腰椎の椎間関節にかかる負担を軽減させる目的で施術をおこなう。
施術は
仙腸関節、股関節を含め、下肢のバランスを調整。
腰椎の伸展が強く現れるため、腰椎の屈曲(腰椎椎間の関節包を伸張させるイメージ)の
動きを中心に調整した。
初回の施術後には腰部の屈曲が90°程度できるようになる。
練習を再開し、ランニングとキャッチボールは問題なくできるようになった。
2回目の施術時は、回旋と側屈の
腰椎のカップリングモーションを調整するため、関節運動学テクニックを行った。
また、セルフケア方法を指導後、腰の痛みが軽減された。
3回目の施術時には
少し痛みが再発した状態になった為、腰部周辺の筋肉の協調性をチェックした。
右側の大殿筋の弱化および大腰筋の過剰な緊張がみられたため、それらを調整した。
1週間後の施術時には
通常の練習が問題なくこなせる程度まで回復した。
全力で投げると違和感を感じるため、今までの施術を行うと共に
足部の調整も行った。
2週間後、経過を聞くとほぼ痛みなく野球の練習ができていた。
~カイロプラクティック心からのコメント~
脊椎分離症は、運動療法を推奨されることが多く
一流のアスリートにも多くみられる腰痛の原因です。
カイロプラクティックで骨が癒合することはありませんが
正常な関節運動が行えるように調整すると痛みも軽減されやすく
早期競技復帰も可能です。
病院でのリハビリは、体幹トレーニング(振動を使う最新機器を使用して行う)を
中心に行っていたそうです。
筋肉性の問題が強くみられる状態であれば、効果がみられた可能性もありますが
今回のケースは、深部の関節包およびカップリングモーションの回復が必要と推測されます。
これらの問題が解消された後に病院でのリハビリが行われると
効果的だったと個人的には感じた症例です。
腰椎分離症を発症するケースでは、腹圧の機能低下もありますが
腰椎の伸展、屈曲のコントロールができていないことが多いです。
そのため、セルフケアを指導し
それを行った後も腰の痛みの軽減がみられました。
また、腰椎分離症の痛みの誘発原因は筋バランスの崩れとも言われています。
再発時にはそれらをチェックし、アプローチすると共にセルフケアを指導しました。
これらの取り組みにより、来院から3週間程度で通常練習に参加できるようになりました。
~症例報告~
10代 男性
2ヶ月前に腰椎分離症(腰椎5番の両側、腰椎4番の左側)が3ヶ所あると診断され
リハビリを続けながら練習を再開し始めると
座っているだけでも腰が痛くなり、臀部まで違和感が生じるようになった。
病院でのリハビリでは変化が現れないため、来院。
姿勢は
腰部が反り腰となっている。
動作では
僅かな腰部の屈曲(10°程度)回旋でも痛みが悪化する。
また、仰向けで寝るだけでも痛みを感じる状態であった。
股関節の伸展と膝関節の屈曲を行うと両側とも腰に痛みを感じる。
股関節の可動域検査をみても
左側の内旋制限、右側の外旋制限もみられた。
触診では
腰部に強い圧痛はみられなかった。
腰椎のカップリングモーションが正常に動くように誘導すると
痛みの軽減がみられた。
また、仙腸関節、股関節のカップリングモーションでも
やや痛みの軽減がみられる。
脊椎(腰椎)分離症と診断されたとおり、腰椎の椎間関節に機械刺激(骨同士の衝突)が
痛みの原因になっていると推測される。
そのため、カップリングモーション(関節運動)を正常に動く方向に誘導すると
機械刺激が軽減され痛みが軽減されると考えられる。
腰椎の椎間関節にかかる負担を軽減させる目的で施術をおこなう。
施術は
仙腸関節、股関節を含め、下肢のバランスを調整。
腰椎の伸展が強く現れるため、腰椎の屈曲(腰椎椎間の関節包を伸張させるイメージ)の
動きを中心に調整した。
初回の施術後には腰部の屈曲が90°程度できるようになる。
練習を再開し、ランニングとキャッチボールは問題なくできるようになった。
2回目の施術時は、回旋と側屈の
腰椎のカップリングモーションを調整するため、関節運動学テクニックを行った。
また、セルフケア方法を指導後、腰の痛みが軽減された。
3回目の施術時には
少し痛みが再発した状態になった為、腰部周辺の筋肉の協調性をチェックした。
右側の大殿筋の弱化および大腰筋の過剰な緊張がみられたため、それらを調整した。
1週間後の施術時には
通常の練習が問題なくこなせる程度まで回復した。
全力で投げると違和感を感じるため、今までの施術を行うと共に
足部の調整も行った。
2週間後、経過を聞くとほぼ痛みなく野球の練習ができていた。
~カイロプラクティック心からのコメント~
脊椎分離症は、運動療法を推奨されることが多く
一流のアスリートにも多くみられる腰痛の原因です。
カイロプラクティックで骨が癒合することはありませんが
正常な関節運動が行えるように調整すると痛みも軽減されやすく
早期競技復帰も可能です。
病院でのリハビリは、体幹トレーニング(振動を使う最新機器を使用して行う)を
中心に行っていたそうです。
筋肉性の問題が強くみられる状態であれば、効果がみられた可能性もありますが
今回のケースは、深部の関節包およびカップリングモーションの回復が必要と推測されます。
これらの問題が解消された後に病院でのリハビリが行われると
効果的だったと個人的には感じた症例です。
腰椎分離症を発症するケースでは、腹圧の機能低下もありますが
腰椎の伸展、屈曲のコントロールができていないことが多いです。
そのため、セルフケアを指導し
それを行った後も腰の痛みの軽減がみられました。
また、腰椎分離症の痛みの誘発原因は筋バランスの崩れとも言われています。
再発時にはそれらをチェックし、アプローチすると共にセルフケアを指導しました。
これらの取り組みにより、来院から3週間程度で通常練習に参加できるようになりました。