腰痛の改善例/腰椎分離症の症例/伊勢市カイロプラクティック心
腰椎分離症の症例
~症例報告~
10代 男性
ウエイトトレーニング中に腰を痛める。
動作は、デッドリフト。
1週間程度、練習を軽めにしても腰痛が改善されない。
第5腰椎分離症(左右どちらも)の保持者。
姿勢は
上体が右へ傾いていた。
動作では
腰部の屈曲(腰を曲げる動作)で痛みが悪化。
立位、座位ともに悪化傾向であった。
股関節の可動域制限をみると
右側の屈曲、左側の内旋制限がみられた。
触診では、腰方形筋に強い圧痛がみられた。
右側の腸腰筋を伸張させると腰部に違和感がある。
腰椎分離症の反応を筋力テストでみると特別問題はみられなかった。
股関節の可動制限がみられることから、股関節戦略(股関節を使った身体の動き)が使えず
ウエイトトレーニングの動作を行ったため、腰部に負担がかかり痛めたと考えられる。
また、腰部の伸展動作では痛みがみられず、腰椎分離症の反応もみられないため
腰椎分離症の影響はすくないと推測される。
股関節戦略の問題及び右側腰方形筋の過緊張により
正常な腰椎の関節運動が行えないことが今回の腰の痛みの原因と考えられる。
施術は
股関節及び股関節と連結する仙腸関節を調整した。
痛みの軽減はみられたが消失していないため
腰方形筋を伸張させるアプローチをおこなうと腰を曲げたときの痛みが改善された。
~カイロプラクティック心からのコメント~
腰椎分離症では伸展動作の痛みが強くでることが一般的です。
そのため、伸展動作の多い競技(体操競技)にみられる病態でもあります。
今回は、腰椎分離症ではありますが、屈曲のみ痛みが発生していました。
腰部の屈曲痛は、股関節の問題が多くみられます。
ただ、今回のケースは腰椎に付着する腰方形筋の過緊張が原因と考えられます。
そのため、腰方形筋へのアプローチにより痛みが軽減しました。
競技の特性や身体の使い方のクセなどで、特定の部位を使いやすく負担がかかりやすいですが
それだけを指標にすると本来の原因とは違うところにアプローチする可能性もあります。
腰椎分離症とはいえ、それに関連する部位もチェックしていく必要があります。
※腰椎分離症と腰方形筋がまったく関係がないワケではありません。
~症例報告~
10代 男性
ウエイトトレーニング中に腰を痛める。
動作は、デッドリフト。
1週間程度、練習を軽めにしても腰痛が改善されない。
第5腰椎分離症(左右どちらも)の保持者。
姿勢は
上体が右へ傾いていた。
動作では
腰部の屈曲(腰を曲げる動作)で痛みが悪化。
立位、座位ともに悪化傾向であった。
股関節の可動域制限をみると
右側の屈曲、左側の内旋制限がみられた。
触診では、腰方形筋に強い圧痛がみられた。
右側の腸腰筋を伸張させると腰部に違和感がある。
腰椎分離症の反応を筋力テストでみると特別問題はみられなかった。
股関節の可動制限がみられることから、股関節戦略(股関節を使った身体の動き)が使えず
ウエイトトレーニングの動作を行ったため、腰部に負担がかかり痛めたと考えられる。
また、腰部の伸展動作では痛みがみられず、腰椎分離症の反応もみられないため
腰椎分離症の影響はすくないと推測される。
股関節戦略の問題及び右側腰方形筋の過緊張により
正常な腰椎の関節運動が行えないことが今回の腰の痛みの原因と考えられる。
施術は
股関節及び股関節と連結する仙腸関節を調整した。
痛みの軽減はみられたが消失していないため
腰方形筋を伸張させるアプローチをおこなうと腰を曲げたときの痛みが改善された。
~カイロプラクティック心からのコメント~
腰椎分離症では伸展動作の痛みが強くでることが一般的です。
そのため、伸展動作の多い競技(体操競技)にみられる病態でもあります。
今回は、腰椎分離症ではありますが、屈曲のみ痛みが発生していました。
腰部の屈曲痛は、股関節の問題が多くみられます。
ただ、今回のケースは腰椎に付着する腰方形筋の過緊張が原因と考えられます。
そのため、腰方形筋へのアプローチにより痛みが軽減しました。
競技の特性や身体の使い方のクセなどで、特定の部位を使いやすく負担がかかりやすいですが
それだけを指標にすると本来の原因とは違うところにアプローチする可能性もあります。
腰椎分離症とはいえ、それに関連する部位もチェックしていく必要があります。
※腰椎分離症と腰方形筋がまったく関係がないワケではありません。